
このブログには読んだ本の内容紹介というか感想を書いているので、「amazonレビューにも投稿すりゃいいじゃんよ」と言われるけれど、amazonレビューの著作権はamazonが所有するらしいので、「自分が書いた文章がいきなりamazonのモノになってしまうとは、どういうこっちゃ!?」という思いもあってamazonレビューには投稿していませんのです。
改変されないように守るためという理由もわかるし、そもそも、amazonレビューの著作権についてもオレの勘違いかも知れませんが‥‥。
ネットで叩かれているジャスラックの都市伝説に「大槻ケンヂさんが自分で作詞した曲の歌詞をエッセイに書いたらジャスラックから請求が来た」というのがありますが、アレはどうやら事実ではないようで。元と学会の山本弘さんがその辺について書いています。
しかしamazonはどうだろうか?「自分がブログに書いたものをamazonレビューに投稿したら、amazonに訴えられた」ということになったら!? ‥‥そうなったらそうなったでネタとして面白いけれど、amazonの顧問弁護士とかと対決しても勝ち目がなさそうだし面倒なことは避けたいのも人情というもの。
とはいえ、amazonレビューのなかには非常に面白い、ぜひとも紹介したくなるようなニクいレビューもありますな。
その中でも秀逸というか、なぜこのような面白センスをこのジャンルのレビューで発揮しているのか謎で気になってしまうレビュアーがいるのです。
それがコチラの「チン塚治虫」というレビュアー。
見ていただければわかるように、レビュー対象は「集英社 学習漫画 世界の伝記」という、児童向けの偉人の伝記シリーズ漫画ONLY。
ガリレオからキュリー夫人まで、勉強嫌いの小学生でも名前くらいは知ってる作品についてオモシロレビューしているのだけれど、なぜこのシリーズだけをピンポイントでチョイスしたのかと謎は深まるばかり‥‥。
総レビュー数はわずか5本。まさに彗星のように現れ、彗星のように消えていった伝説(レジェンド)レビュアーといえようか‥‥。正体が気になって止まない伝説のマスクマンのようでもあります。
この人がブログやSNSをやっているのであれば、ぜひとも読んでみたいのですが。
見返りを求めない行為こそがもっとも尊いという。だが、決して己に利益をもたらすことはない行為を遂行する、その動機や衝動はどこから来るのか? それこそが「愛」と呼ばれているものの本質なのではないだろうか。
「チン塚治虫」氏がレビューを書いた動機も、きっと、それに違いないのだ‥‥(ケツをボリボリ掻きながら)。
ガリレオ・ガリレイ―「それでも地球は動く」といった物理学の父 学習漫画 世界の伝記