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昭和アニメが企業公式Youtubeチャンネルで続々と公開されているので、昭和アニソン紅白‥‥いや虹色(レインボー)歌合戦の出場曲を独断で決めていきます(1月27日更新)

time 2019/01/08

昭和アニメが企業公式Youtubeチャンネルで続々と公開されているので、昭和アニソン紅白‥‥いや虹色(レインボー)歌合戦の出場曲を独断で決めていきます(1月27日更新)

 

※昨今のポリコレに鑑み、紅白からレインボー歌合戦に改題しました。

 


まずは紅組、オープニングは

ドロロンえん魔くん

エンディングテーマ – 「妖怪にご用心」
作詞・歌 – 中山千夏 / 作曲 – 小林亜星 / 編曲 – 小杉仁三

 

東映アニメーション公式はYoutube埋め込みができないようなので、リンクで勘弁してつかあさい

https://youtu.be/KiLpeSGAks0?t=23m48s

主人公のえん魔くんの声は「女帝」野沢雅子。永井豪作品に欠かせないお色気ヒロインキャラの雪子姫は当時の小学生男児を第二次性徴へと加速させた!?

カントリー風サイケともいうべき時代を感じさせる曲は小林亜星の作曲。セピア調の映像は当時のガキの世界観を感じさせるレガシー。二番の歌詞も絶妙。UAもカヴァー。

Screenshot of j-lyric.net

 


 

白組の先鋒は、江戸っ子のど根性で歌うでヤンス!

ど根性ガエル

 

※週刊少年ジャンプ公式はyoutube埋め込み可能!

 

エンディングテーマ「ど根性でヤンス」
作詞 – 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 – 広瀬健次郎 / 歌 – 石川進
Screenshot of j-lyric.net

 

「男の意地を見せるでヤンス」で始まる印象的な歌詞は、現在では否定されがちな根性論というよりも、昭和の下町の少年たちの生活を笑いと涙の浪花節マンガにした作品世界に相応しい逸品。

 背景画として木製電柱のある街角で繰り広げられる当時の少年の遊びメドレーがノスタルジー。土門拳の写真集のようでもあります。「馬飛び(背中に着地して潰すバージョン)」は多くの学校で「禁じられた遊び」に。(理由は「危険だから」実際かなり危険な遊びだったもんな‥(遠い目)

セカンド作品のOPは作詞作曲が横浜銀蝿、とんねるずが歌というこれまた当時の世相を思い出させる一曲!

個人的にはこの「ど根性でヤンス」を、エレファントカシマシにカヴァーしてもらい宮本浩次の声で聞きたいんでヤンスよ!

 


 

続いて紅組は、天才少女歌手にして最年少出場者!?

 

ハクション大魔王

 

アクビ娘の歌

作詞 – 丘灯至夫 / 作曲 – 和田香苗 / 歌 – 堀江美都子、ザ・モンジュ

Screenshot of j-lyric.net

レコーディング時12歳だったという元祖アニソン女王堀江美都子の伸びやかで完璧にコントロールされた歌唱が奇跡の歌を生み出したのか(驚嘆)。アニソン史上永遠に残る一曲として語り継がれるであろう。

ちなみに当時のレコードや本、雑誌には歌手や作家の住所とかが結構普通に載ってたりして、「ファンレターを出そう」とか無邪気なことが書いてあったりする。確か堀江さんの当時のレコードにもそういうのがあった記憶があるような‥‥おおらかと言えばあまりにもおおらか過ぎる、もはや二度と戻ることはない古き良き? 時代だったのです。

追記 そういえば主人公カンちゃんの家に、パパが軍隊にいた頃の上官が訪ねてくるというエピソードがあって、カンちゃんってそんな世代だったのかよと知って驚いたことがあるな。


お次はオープニング&エンディングのWエントリーで紅白対決!

 

ゲゲゲの鬼太郎(第二期)

 

「ゲゲゲの鬼太郎」作詞 – 水木しげる / 作曲 – いずみたく

編曲:大柿隆(映像ではクレジット無し) 歌:熊倉一雄/キングレコード朝日ソノラマ

Screenshot of j-lyric.net

昭和アニメ定番の「原作者が作詞を手がける」黄金パターンに則ったら水木しげる先生が己の願望をストレートに大投影! 一応、人間に悪さをする妖怪やオバケを“正義の味方”である鬼太郎が退治するアニメなのに「女の子って楽しい!」みたいに「人間よりもオバケの生活のほうが楽しそう!」というアンビバレンツな感情を児童に受け付けてしまう。いきなりオープニング曲で作品の設定を骨抜きにする、ある意味水木しげる先生の真骨頂ともいえる感性がタマラナイ。さらに、ヒッチコックの吹き替えでお馴染みの熊倉一雄ヴォイスがあまりにもハマり過ぎている“怪”作にして傑作アニソン!

 

 

「カランコロンの歌」

作詞 – 水木しげる / 作曲 – いずみたく / 編曲 – 親泊正昇 / 歌 – 加藤みどり、 コロムビアゆりかご会(日本コロムビア

もともとはこの曲が「ゲゲゲの鬼太郎」のタイトルだったそうですが(ウィキ調べ)、アニメ化にあたってカランコロンの歌と改題。そういった紆余曲折そのものが鬼太郎らしさともいうべきディスティニーを感じさせます。

 最初は雑誌の付録のソノシート用として作詞されたそうで、これまた力の抜けた水木節が冥界へのクールダウンといった独特のテイストを生み出しているようで実にユニーク。

 現在のTV用アニメ制作システムでは生まれにくい、原作者の世界観がOP・EDまで行き渡ってパッケージングされた古き良き昭和アニソンの世界がここにある!?

 

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