古代アレクサンドリア図書館と視聴覚室の収蔵資料目録

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『ねこねこ日本史』で犬公方(将軍)綱吉の巻で“動物擬人化アニメのタブー”にワクテカする

time 2016/10/26

『ねこねこ日本史』で犬公方(将軍)綱吉の巻で“動物擬人化アニメのタブー”にワクテカする

 NHK教育で『ねこねこ日本史』という10分アニメを毎週やっているんだけど

 10月26日の放送は生類憐れみの令でお馴染みの徳川綱吉(敬称略)の登場回であった。

 

 ここで筆者は「ムムッ!?」と思ったのである。

 このアニメ、歴史上の人物を“ねこキャラ”にデフォルメしてドタバタギャグっぽく描いて歴史のお勉強をしましょうね、という趣旨なのですが、今回の主役、徳川幕府五代将軍の綱吉はご存知「犬公方(くぼう)」と呼ばれた男。

 つまり、動物擬人化アニメやマンガに実在の動物(今回は犬)を出さざるを得ない場合、どう処理するのか?

 ‥‥という、興味ない人には実にどうでもいいのだけれど、

 くだらないことに妙な執着心を持つ筆者のような好事家には気になる事態が勃発したワケである。

 検索してみたら、動物擬人化アニメの巨大帝国ディズニーさんには、ミッキーさんが動物園に行く『パンダをねらえ!』というジャストな回があり、しかも視聴無料だったので見てみた。

 人間サマ気分で動物園にパンダを見に行くミッキーさん‥‥。ネズミのくせに(「のび太のくせに」のイントネーションで)。

 ミッキーさんには自分がパンダと同じ“ケダモノ”である、という意識はサラサラないようで、しかも仔パンダよりデカいというミラクルワールドが貫かれているのであった。

 まるで一昔前の南アフリカの“名誉白人”ならぬ“名誉人間”のポジションといえようか(社会派!?)。

 製作スタッフとしては「ウチは子供に夢を与えるディズニーだから。シンプソンズじゃねえから」というコンセプトが遵守されているのであろう、まァ当然か。

 そこで我らがJAPANアニメはどう表現するのであろうか?

 ‥‥結論としては、綱吉はいつも通り擬人猫、犬はアニマルとして描かれており、そこは焦点にしない展開であった。まァ、いいか。

  閑話休題

 しかし“天下の悪法”として名高い「生類憐れみの令」についても様々な見方があるようで、秀頼や淀“殿”(本当は正室だった!)などの実像に迫ろうとする著作を続々と上梓する福田千鶴氏も読みやすいブックレットを出している。

 新たな淀、秀頼像を『真田丸』がどう取り入れるのか気になるところですが、北条氏政のような役回りにされる可能性もあり油断できませんな‥‥。

 『ねこねこ日本史』に戻れば、自分的には、第10話 「がんばれ、藤原道長!」が平安貴族の階級社会をヴィジュアル的に理解できてよかった。

 このアニメ、OP曲が実にキャッチー

【公式】ねこねこ日本史 OP「Chérie!」

 歌は『チームしゃちほこ』というスターダストももクロの妹分的な名古屋アイドル。
 2016年度アイドルソングの私的ベストになりそうな予感。
 何気に編曲がCMJKさんだったり。

 と思ってたら11月から同じしゃちほこのまま新OPにリニューアルとのこと。
NHK番組のOPをやってると紅白出場にもアドバンテージあるんでしょうね。

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