古代アレクサンドリア図書館と視聴覚室の収蔵資料目録

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今更ながら今年の初詣は高幡不動になった記

time 2017/01/21

今更ながら今年の初詣は高幡不動になった記

そして、丹波哲郎『大霊界』を思い出したついでに『沈黙』篠田正浩監督版まで思い出した記。

 本日(1月21日)のテレビ欄を見たら、アド街ック天国で高幡不動を取り上げるという。

 たまたま先週、高幡不動に寄ったので、最近ブログも更新していないこともあり遅い初詣(正月過ぎたら初詣とは言わないという話もあるが)のご紹介を少々‥‥。

 写真もスマホなのでブレブレですが、まあ目くじら立てないでください。

 ヤボ用で多摩方面に出かけ、帰りの駅の案内板で高幡不動の駅名を目にしたら、「そういえば今年はまだ初詣に行ってなかったなァ‥‥」と思い立って高幡不動に寄っていくことに決定。境内に到着した時刻はすでに夕方5時を過ぎていて、ちょっと寂しいような、ミステリアスな雰囲気が素敵なような何とも言えない雰囲気‥‥。

 高幡不動といえば土方歳三の像が有名なんだけど、闇が迫る時刻に光源のない被写体を写しても、せっかくのイケメン顔もブレブレになってしまうのでスルー。

 しかし、夕刻のお寺というのもなかなか雰囲気があって良いもの。天気のいい日なら深まる闇と雲と空の青さのコントラストが実にいい感じ。

 高幡不動は何年か前に来たときに見て回ったことがある。

 オカルト好きなら聞いたことがあると思いますが、「ほどくぼ小僧 勝五郎生まれ変わり物語」という平田篤胤が書き残した転生譚の舞台がここから近く、その一般向け講演会みたいな企画が何年か前に高幡不動で開催され、数寄モノの自分は思わず講聴しに行ったのですわ。勝五郎の話は水木しげる先生もマンガにしてますね。

 それと、この裏山は実は中世の山城であり、それを見るのも目的でした。

 講演が終わったあと、高幡不動の墓地には勝五郎の前世である藤蔵のお墓があるというので、見ていこうと思って墓参りしてたら、近くにいた人から何やら印象的な人名が発せられていたのであります‥‥。

「丹波は」「丹波さんは」「丹波が」「丹波哲郎さん」

 エッと驚いて耳を傾けると、どうやら昭和の名優 丹波哲郎さんの関係者の方々の様子。

 ここで筆者の脳内の記憶部位を電流が巡って思い出した。丹波哲郎といえば「大霊界」という霊界指南書をヒットさせ、「死こそ素晴らしい~」というフレーズとともに自ら映画化してシリーズ化までしたら大借金を背負ってしまった挙句に霊界に旅立った情熱ランド住民であり、筆者も面白いところは見習いたい先達のひとりであります。


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 そしてその「大霊界」のパートⅢで「勝五郎の生まれ変わり」を取り上げているんですな。そういう縁で関係者の方が来ていたというワケらしい。これも前世からの何かの縁かも知れぬ‥‥とチト感動しつつ裏山に登ってみたモノの、山城のほうは「ウムム‥‥山城の遺構といわれれば遺構に見える気がしないでもないが、自然地形といわれれば自然地形のようにも見えますな‥‥」といった微妙な感じでした。

 そういえば丹波さんは本日公開の映画「沈黙」の篠田正浩監督版にも出演しているのですが、役柄はなんと棄教したポルトガル人宣教師。ポルトガル人なのになぜか得意の英語で熱弁を奮うという、いかにも昭和の邦画チックな無茶振り設定にも関わらず熱演‥‥正確にいえば怪演。非常にシリアスなシーンにも関わらず筆者は上映会場で笑いを堪えるのに必死になってしまったという思い出があります。原作の遠藤周作センセイはどう思ったのか!? コックリさんで呼び出して訊いてみたいですナ。


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 しかし、映画というものは‥‥いや、あらゆる事象がそうだけれども、あまりナナメに構えたりして見るモノではないと年齢とともに思うようになってきた。「沈黙」鑑賞後、CMや宣伝に使うためのコメントを取りに来たスタッフに「「沈黙」のどこに感動しましたか?」と感想を求められたら、「主人公たちが悪党どもに散々苦しめられた挙句、最後はスティーブン・セガールが助けに来て大暴れしてやっつけてくれるのかと思ったんだけど、最後まで出てこないじゃねーかよー。つまんねーよ、金返せよ~」と怒っているような野郎に、ワタシは今年こそなりたい‥‥と不動様に願掛けしてきた、いい初詣でしたよ。

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